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歯列矯正をする前に知っておきたいこと(1)

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歯列矯正とは

歯列矯正とは、その名の通り歯並びを良くするための治療です。基本的には、保険適用外となっているため費用が高いというイメージがあるでしょう。

しかし、歯列矯正の方法もさまざまであることや症状によっては部分矯正で済んでしまうという場合があることから、相場は10万円から150万円と幅広い価格帯になっています。

このブログでは、主に歯並びに関することについて説明していきます。

歯並びが”悪い”とは

まず、歯並びが良い条件とは一体どのような状態なのでしょうか?

それは、歯並びが左右対称であり歯と歯が重なっていない、そして歯が真っ直ぐ生えていることが歯並びが良い条件になります。

この状態と大きく異なる場合、歯並びが悪いと言えるのです。一口に歯並びが悪いと言ってもその状態はさまざまです。参考までに、その状態を紹介していきます。

歯がガタガタに生えている

歯が前後にガタガタに生えてしまう状態。顎の大きさに対して、歯が大きいなどの理由から歯が生えるスペースがないことが原因として考えられる。八重歯なども含まれる。

出っ歯

上の前歯が前に傾いてしまっている状態。舌が下がって歯を常に押していることが原因として考えられる。

口もとが突出している

上顎も下顎も前に突出してしまっている状態。舌で歯を押してしまうことや口呼吸が原因として考えられる。

噛み合わせが深い

上の前歯が下の前歯に深く被さりすぎて下の歯が見えない状態。舌の先が上 と下の歯の間に常に乗っていることが原因として考えられる。

前歯が閉じない

上下の前歯がくっつかず,奥歯のみがくっついている状態。指をしゃぶる等が原因として考えられる・

すきっ歯

歯と歯の隙間が空いている状態。もともと歯の本数が少なかったり、舌で歯押してしまうことが原因として考えられる。

噛み合わせが悪い

上下の歯の噛み合わせが左右にズレている状態。頬杖をよく付くことが原因として考えられる。

下顎が突出している

下の歯が前の歯より前に出ている状態。唇を吸ったり、顎を前に出すくせなどが原因として考えられる。

 

以上のような状態が,歯並びが悪いと一般的に言われています。ご自身では判断しにくいものもあるかと思います。

”当てはまっているかも”少しでもと気になった方は、掛かりつけの歯医者さんに相談してみると良いかもしれません。

歯並びが悪化する原因

歯並びが悪くなる原因として考えられるものとしては、一般的に以下のものが挙げられます。

先天性

生まれつき歯の本数が少ないこと。

骨格

顎が狭いこと。

悪い癖や習慣

  • 指をしゃぶってしまうこと
  • 爪を噛んでしまうこと
  • 姿勢が悪いこと
  • よく噛まずに食事をすること 等

ストレス

ストレスによって歯を食いしばったり、噛み締めたりしてしまうこと。

歯並びへの関心

諸外国に比べ、歯並びへの関心が低いこと。

 

こういったことを理由に、歯並びが悪化してしまいます。歯並びが悪化することで健康的な障害も出てきやすくなってしまうのです。

もともと歯並びが良い人もそうではない人も、普段の癖や習慣に気をつけて生活することで、歯並びの悪化を事前に防ぐことができるでしょう。

まとめ

今回は歯列矯正をする前に気になる”歯並び”について説明してきました。歯並びが悪いとはどう言った状態なのか、なぜ歯並びが悪くなるのか、知っていただけたでしょうか?

次回は歯列矯正そのもの(歯列矯正の種類、それぞれの流れ、費用・矯正期間、メリット・デメリットなど)についてご説明します。

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