ガムピーリングとは
初対面の場合、数秒で印象が決まると言われていますが、歯並びと同じくらい歯肉は人の目が行くと言われています。
黒ずんだ歯肉は、不潔、不健康、タバコ吸っているのかなといった悪いイメージがつきまといます。
そんな黒ずんでしまった歯肉をきれいなピンク色に戻す方法がガムピーリングです。
歯茎はなぜ黒ずむのか
歯茎が黒ずんでしまう原因はメラニン色素です。
メラニン色素は喫煙、紫外線、食物、口呼吸などが原因で、歯茎の皮膚の表面にメラニン色素が生成されてしまいます。
実はメラニン色素は表層にのみ存在してるので、ガムピーリングできれいにメラニン色素を除去することができるのです。
ガムピーリングの費用
ガムピーリングは保険の効かない自由診療になるため、数千円から1万円程度の費用がかかます。
黒ずみの濃さと黒ずみの面積でガムピーリングの回数が変わってきます。
薬剤によってどれくらいピンク色になるかを予測することは難しいので、一回づつガムピーリングをして満足行く色にまで仕上げていきます。
歯茎の黒ずみは病気ではありませんので、満足行くまで何度でも行うことができます。
一回の治療時間は10分程度。
間隔は1週間程度あけていただきます。
ガムピーリングの注意事項
- ガムピーリング後は、辛いものや塩辛いものは控えてください
- 多少の痛みを伴う場合があります。
- ヒリヒリする場合もあります
- ガムピーリング後、一週間程度歯茎が白っぽくなり、その後に健康的なピンク色の歯茎になります。
- ガムピーリング後の生活習慣によって、また歯茎が黒ずむこともあります。
治療の流れ
1.カウンセリング
歯茎のどの部分が気になるのか、どこまで黒ずみをなくすのかをカウンセリングしていきます。
2.表面麻酔
薬に刺激がありピリピリするので、痛みを少なくするために歯ぐきに表面麻酔を施します。
3.薬剤を塗布
黒ずんでいる歯茎にフェノール剤を塗布し、エタノールで中和させます。
4.水洗・乾燥
十分に水洗し乾燥させます。
5.治療完了
一週間程度、歯茎が白っぽくなりますが、その後ピンク色の歯茎になります。
Q&A よくあるご質問
- 体に害はありますか?
- 害はありませんが、薬剤のアレルギー(アルコール類)がある方はガムピーリングを受けられません。
- 回数はどのくらいかかりますか?
- 基本的には一度のみできれいになりますが、濃く黒ずんでいる場合は数回ガムピーリングを行う必要がある場合もあります。
- 妊娠中でも可能ですか?
- ガムピーリングは基本的には負担の少ない治療ですが、出産後に施術することをおすすめします。
- 痛みはありますか?
- 軽いやけどのようにヒリヒリする事があります。
- 何歳からできますか?
- 何歳からできるというのは決まっていませんので、年令問わずお口の状況を見させていただいてできるかどうかを判断致します。
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